文法説明自体も英語で書かれた(英国、米国で出版されていますので、当然)英文法本【English grammar in use】のご紹介をします。
著者:Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press
どんな本か?
同じようなタイトルの本が何種類も出ていますので、その違いをざっと説明します。
まずは、難易度別にみると、初級者向けが「Essential Grammar in Use」で、中級者向けがこちらでご紹介する「English Grammar in Use」で、上級者向けが「Advanced Grammar in Use」となります。英国版の場合です。
そして、付属品別に見ると、それぞれ「iPadやAndroidタブレットで使えるebook」と「ebookがついていないもの」があります。
※2020年3月現在、5th Edition(第5版)です。第5版では、CD付属版が見当たらないのですが・・・昔のエディションではCDが付いていました。
また、米国(アメリカ)英語版としては、初級者向け「Basic Grammar in Use」と、中級車向け「 English Grammar in Use Intermediate」があります。
あ~ややこしい。
英国版の中級本と、米国版の中級本とでは、大きな差が無いようなので、買うならば、元祖とも言える「英国版」の 【English grammar in use】 を購入すればよいのかな、と思います。
そして、
冒頭で書かせて頂いた通り、英国、米国で出版された本なので、本の中に日本語は全く出てきません。
ちょっとハードルが高いかな、と思われ勝ちですが、使われている英語は左程難しくないため、高校生以上ならば十分に読みこなせるのではないでしょうか。
留意点
日本の大学受験や資格試験を考慮した本ではなく、「全般的な英語力の向上」に適した本です。
留学を視野に入れているとか、社会人で英語が必要な方などが実用的な英文法を学ぶのに向いている本です。
そして、すべて英語なので、400ページ近い本書を読破すれば、リーディング力もある程度付いてくることと思います。
実用的な英語を学びたい場合、本書は選択肢の一つとなるでしょうね。
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