英語学習の方法に、
【シャドーイング】という技法があります。
まずは、【シャドーイング】とは?
《英語の音声を聴きながら、聴こえてくる英語のすぐ後ろを影(=shadow)のごとく追いかけて発音する「トレーニング方法」》です。
何と、通訳の訓練方法としても使われているのですよ。
【シャドーイング】の効果は?
英文を聴きながら発声を行うわけですから、なかなかに難易度が高いのですが、その分有効な方法です。
英語を話す場合に大切な英語のリズム、イントネーションなどが、何度も真似て発声することで身に付いていきますし、英語を話すスピードにも慣れてきます。
私の場合、DUO 3.0の例文を何度も何度もシャドーイングすることで、英文を読んでみて、スムーズに口をついて英語が出ることに驚いたことがあります。まだまだ未熟ですが、少しずつ英語のリズムに慣れてきたなぁ、と感じました。
【シャドーイング】の方法
初見の英語をすぐシャドーイングすることはなかなかに難しいです。なので、次の方法が基本になるのかな、と思います。
まず、英文を音読。
そして、英文の意味を理解する。
さらに、英文を聴いてみた後、
シャドーイングすれば良いです。
もちろん、シャドーイング自体に慣れてきたり、比較的簡単な英文に接する場合は、音読を飛ばして、「英文を聴きながらシャドーイング」しても大丈夫だと思います。
そして、「自身に合った英文を選ぶこと」が重要になってくるわけですが・・・
私は、英単語・熟語本の例文の利用をおすすめします!
具体的には 「DUO 3.0」 がおすすめですね。
かなり分量が多いし、分からない英単語・熟語が出てくるかもしれませんが、まずは1度頑張って一回り分読み通し、意味を理解した後、何度も何度もシャドーイングすれば良いです。
1度や2度で止めるのは勿体無いです。
何十回も聴く、できれば通勤電車などで習慣的に聴くと良いです。
英文が始まったら、すぐ口に出てくるくらい聴き込むと良いです。
また、何度も聴きすぎて飽きがくる可能性はありますので。
そんな場合、別の種類の英単語・熟語本の例文を交えて聴いてみると良いです。
ちょっと書き言葉っぽい表現がありますが、 【でる順パス単「準1級」】 は、スピーキングのスピードが十分あって、シャドーイングに適していたなぁと思います。
最後にまとめます。
シャドーイングは、その方法から想像できる通り、「英文を聴く=ヒアリング力」、「英文を話す=スピーキング力」が付きますし、その過程で「語彙力」「リーディング力」も付いてきます。
また、何よりも、ネイティブの英語を真似ることで、そのリズム、イントネーションなどが、少しずつ身に付いてくる点が大きいのかな、と感じます。
【シャドーイング】は、英語学習の王道ではないか?
とさえ、思います。
ぜひ、英語学習にシャドーイングを取り入れて見られると良いですよ!
ご参考になれば幸いです。
コメント