ひと昔前は、英語のヒアリングをする場合、「NHKやさしいビジネス英語」の幾番組かを収録したCD本とか、オバマ大統領のCD本を購入するなどの方法がありました。もしくは、ラジオやテレビでCNNを聴くとか、映画の2ヶ国語放送を聴くなどの方法がありました。
一方、最近では。
《You Tube》などで手軽に、かつ無料で数々の英語ヒアリングができるようになっています。
なかでもおすすめなのが、
You Tubeに続々とアップされる【TED】です!
きっと、すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
TEDとは、Technology Entertainment Designの略で、世界的な講演会を開催している団体です。
2006年頃からインターネットで無料動画配信するようになり、広く名が知れるようになったのですが、今ではYou Tubeで気軽に多くの講演が聴けるようになっています。
You TubeでのTED講演の素晴らしい点は、次の通りです。
1.各々が、10~20分程度に収まっており、ヒアリング練習に程良い長さです。
2.英語とは言え、様々な発音、イントネーションの人がいて、実践的な英語ヒアリングの練習となり得ます。
3.英語、日本語などの字幕があり、重宝します。(ただし、日本語字幕が無い講演も多々あります。英語はありますよ。)
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私が聴いてみて、TEDがよかったなぁ、と思ったのが・・・
まず、上記2のような「様々な話し方のスピーカーがいること」です。
アメリカ英語のなかでも、分かりやすい人もいれば、分かりにくい人もいますし、イギリス英語やアジアの英語等々、アメリカ英語に慣れた私にとってはかなり異なったタイプの英語に接することができました。
TOEICの勉強ばかりしていたり、CNNなどのニュースばかり見ていると、英語力はしっかりと付くのですが・・・
綺麗な英語にはめっぽう強くても、なかなか生の英語は聴き取れません。
それでもTEDだと、講演なので、まずまず綺麗な英語ではあるのですが・・・それでもある程度のバリエーションはありますので、有用です。
TEDをしっかり聴いた後、より実践的な、映画(映画にもよりますが、ほとんどの映画の英語を聴きとるのはかなり難しいですよ。最低限、英語字幕は必須です)やカジュアルな会話英語などに進んで行けばよいのではないでしょうか。
そして、
上記3のように、英語字幕、ときに日本語字幕が出るのが助かります。
私は、次のような感じでTEDを聴いています。
1.まず、字幕なしで見ます。
2.そして、英語字幕で見てみます。
3.さらに、分からないところは、日本語字幕を見て補います。
ただまあ、時間が無いときは、「英語字幕で見るだけ」ということもありますけどね。
無料でできる良い方法ですよ!
ご参考になれば幸いです。
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