ビジネス系英語力試験の【TOEIC】
今回は、TOEIC受験の際に必須と言える「おすすめの本」をご紹介します。
2冊あります。
まずは。
【TOEIC公式問題集】です。
2020年3月時点で、第6集が出版されています。
著者:Educational Testing Service
出版社:国際ビジネスコミュニケーション協会
どんな本か?
「TOEIC Listening&Reading」のテストを開発しているETSから出版されています。
テスト2回分の計400問が収録されています。
本書には、リスニング用の音声CDが付属しており、また一部リーディング用の音声をダウンロード可能です。
この本の良い点は、何と言っても、テストと同じ話し手(スピーカー)の音声で録音されていますので、テスト準備に最適な点です。
以前の公式問題集では、本番試験より少し簡単かな、と思ったことがありましたが・・・最近は、より本番に近くなっています。
本書の使い方
本番と同じように時間を区切って、200問通しで受けてみると良いです。
本番では、リーディングの試験時間が足りなくなり勝ちなので、良い予行演習となります。
そして、解いた問題は、何度も何度も読んだり、聴いたり、シャドーイングすると良いです。ほとんど暗記するくらいやり込んでも良いと思います。
本番の試験で、似たような文章、トピックスに出会い、大いに助けになるはずです。
次に。
もう1冊の本をご紹介します。それは、
英単語・熟語集【金のフレーズ】です。
著者:TEX加藤
出版社:朝日新聞出版
どんな本か?
著者のTEX加藤氏は、専門学校の講師をされています。自ら、10年以上続けてTOEICを受け続け、最高点の990点を取り続けているということです。
300ページ弱の薄い本ですが、TOEICレベル別に、600点レベルが400語、730点レベルが300語、860点レベルが200語、990点レベルが100語の合計1000語に加えて、部署名や職業名、前置詞・接続詞・接続副詞、多義語、定型表現なども掲載されています。
また、記憶用として掲載されている「例文」は、数語レベルの熟語、または短い文章です。
また、特筆できる点として、
本の購入者は、無料で音声ダウンロードできます。
アメリカ英語/イギリス英語が交互に収録されているのですが。。。 裏バージョンとして、アメリカ英語/イギリス英語の担当を逆にした音声もダウンロードできるのです。
この辺りのきめ細かなサービスがうれしいですね。
なお、音声のスピードは、TOEIC本番より少し遅く、また文章自体も短めなので、ヒアリングの訓練とまではならないかも知れませんが、それでも正しい発音が身につく点が素晴らしいです。
さらには、TEX加藤氏の豊富なTOEIC受験経験を活かした「ちょっとしたノウハウ、TIPS、コツ、傾向」を教えてくださるような文章が、本書の随所に挿し込まれていますので、ぜひそちらにも目を通すと良いです。
本書の使い方
音声データ必須です。
暗記するくらい何度も何度も音声を聴き込めば(時々、文章を読むことも大切です)、TOEICを受験する際、かなり聴いたことがある言葉が増えてほくそ笑むことでしょう。
以上です。
TOEICを受験する人は、ぜひ!これら2冊を購入しましょう。
コメント