私たちは日本に住んでいますので、普段は日本円を使っています。
一方、米国株の取引は、米ドルで行いますよね。
この場合、取引において円をドルに交換、およびドルを円に交換する必要が出てきます。
以前のブログで、米国株売買をする際には、1回当たりまとまった金額(1,112ドル以上)で行わなければ割高だということを書かせて頂きました。
今回は、もう一つの手数料といっても良い「為替手数料」を安価にする方法について書かせて頂きます。
おすすめのネット証券会社であるSBI証券、楽天証券、マネックス証券で米国株取引をする場合、いずれも1ドルあたり片道25銭(=0.25円)かかります。
証券会社で円→ドル交換して株式購入する場合、または証券会社にて円で株式購入する場合(内部的にドル交換費用がチャージされます)、1ドルあたり0.25円もかかるのです。加えて、株式を売った場合も同様に、ドル→円で1ドルあたり0.25円かかるのです。
すなわち、円・ドルを往復すると、0.5円。すなわち、1ドル約120円とすると、約0.4%もの手数料が取られることとなるのです!
たかが0.4%と仰るなかれ。
一般的な米国株投資の場合、年7%くらいの利益が出れば良しと言われますから、利益のうちの6~7%程度が手数料として取られているのですよ!
※先述の、売買時の手数料も0.45%なので・・・少しでも安くしたいところですね。
では、そんな為替手数料を安くするにはどうするのか?
住信SBIネット銀行の預金口座で為替交換すると良いのです!
住信SBIネット銀行の普通預金口座で、円→ドル、ドル→円に交換する場合、それぞれ片道4銭(=0.04円)なのです!
SBI証券で交換する場合、片道25銭なので、この差は大きいですね。
ネット銀行だと、往復で8銭(0.07%)ですから。6分の1程度です。
ここでもう少し、「円・ドル交換の流れ」について詳しく説明します。
1.まず、住信SBIネット銀行にて円をドルに交換します(1ドルあたり4銭)。
2.そして、住信SBIネット銀行とSBI証券に口座を持っているユーザーが利用できる「外部入出金サービス」を使うことで、銀行⇔証券口座間を、手数料「無料」で移動します。
3.SBI証券にて、ドル取引で株を買います。
※SBI証券で株式を売却した後は、SBI証券の口座にドルで保管されます。しばらく売買しない場合は、「外部入出金サービス」を利用してネット銀行に写しましょう。米ドル普通預金では、大した金額では無いとは言え、利息が付きますので。
以上、まとめます。
米国株取引では、売買手数料に加え、為替手数料もかかります。
このうち、円→ドル→円と移動させる際にかかる為替手数料は結構かかりますので、住信SBIネット銀行とSBI証券の両方に口座を開いて、手数料を削減させましょう!
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