世界経済を牽引する超巨大企業【GAFA】についてよく分かる本「GAFA」を読んでみましょう。

最近は、デジタル課税の話題で、新聞・テレビ・ネットなどのニュースが取り上げられることが増えたGAFA

現在の株価下落局面では、GAFAの下落が目立っていますよね。

今回はそんなGAFAについて取り上げてみます。

では、GAFAとは?

ご存じだとは思いますが、Google、Apple、Facebook、Amazonの4社のことです。頭文字を取ってこのように呼ばれています。

各々、時価総額1兆ドルに迫ろうかという超巨大企業の強みや課題、そしてNextGAFAになりそうな企業の紹介やコメント、このような状況下(GAFA「以後」)で個人はどのように生きていくのが良いのか、などの話題が満載なのが、今回ご紹介するthe four GAFAです。

本書は、書店でもよく目立つ位置に置かれていますね。

さて、GAFAについて、ご存知の方が多いとは思いますが、簡単に説明してみます。

1.Google

「地球上の情報を整理する」とのミッションのもと、検索エンジンはじめ、グーグルアース、グーグルマップなどでお馴染みです。

検索エンジンに連動した広告(検索ワードに関連した広告を掲示できます)が主な収益源です。Googleの収益性についてはずっと課題事項でしたが、最近日本に上陸したYou Tube プレミアム(月額1,180円の有料サービス。広告なしで動画視聴できたり、動画ダウンロード、バックグラウンド再生などが可能)は、今後の収益源の1つになるような気がします。

2.Apple

iPhone、iPad、iPod、Macなどを製造・販売。その性能はそこそこ良いのですが、突出した、という程ではありません。

が、その高級ブランドイメージ(=Apple製品を持っていると、おしゃれ、クール、もてる)から、高価格での製品販売が可能であり、したがって市場シェアの割には高い利益率を誇ります。

3.Facebook

何と、世界で20億人が利用しているソーシャルネットワークサービス(SNS)企業です。その収益は、主に広告事業ですが、個々人がページを持っていることから、Googleよりもさらに個人的な収集が可能で、よりピンポイントな広告を出すことが可能です。

4.Amazon

実質、世界最大の小売企業です。その強みは、極めて高度な配送システムにあります。とは言いながら、商品販売の利益率はそれ程高くありません。

おなじみのアマゾンプライムで映画・音楽などのメディア事業に進出したり、AWS(アマゾンウェブサービス=クラウド)事業を行うなど、多角的な展開を進めています。

本ブログをご覧の方も、これら4企業のサービス・製品を使われているのではないでしょうか?

私たちの生活に浸透していますよね。

このような超巨大な規模を持つに至ったGAFA企業ですが、冒頭で書かせて頂いたデジタル課税(サービスを提供する各国でも税を徴収しようとしている)の問題や、個人情報保護の問題など、各種の課題・懸案を抱えています。

一見すると、これら懸案も乗り越えながら世界のスタンダードとして、私たちの生活に定着しそうな気がしますけど・・・かつてIT業界の巨人だったIBM、マイクロソフトなどもGAFA企業に追い抜かれたという歴史を踏まえると、

GAFAでさえも(IBM、マイクロソフトと同様に)そこそこの規模(それでも十分に巨大ですけど)に落ち着いていき、新しいトレンドを踏まえた企業が台頭してくるのでしょうかね。

その場合、必ずしも本書後半で書かれているNext GAFA企業ではなく、まったく新しい企業が出てくるような気もします。バイオ、AI企業などかもしれませんね。

今後、どうなっていくのでしょうかね。

本書 the four GAFA は、現代社会の向かっている方向を知るための参考となるのではないかと思います。

いかがでしょうか?

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