好調な相場で、中長期投資家にとって「割安な銘柄」は何でしょうか? -4月の【米国株】の購入に際して-

4月17日(現地時間)のNYダウは、26,449.54ドルとなりました。

2018年10月1日に付けた最高値26,951.81ドルに迫る勢いです。

2018年12月26日には21,712.53ドルまで下げていましたので、急回復と言えますね。

※ちなみに、10月1日より3ヶ月間で5,239ドル下げましたから、約20%下落したことになりますし、12月26日より4ヶ月弱で4,818ドル上げましたので、同じく約20%上昇したことになります。短期間で、20%上下動しましたので、結構大きく株価変動したと言えます。

 

さて、急回復し好調な米国株相場において、割安な株式はあるのでしょうか?

 

まず、大前提として。

中長期投資家にとっては、次のような条件の企業の株式を選びたいと思います。

・ダウ10種、S&P10種などの高配当を実現している企業

・できれば連続増配している企業

・S&P生き残りなど長期間存続している企業

・基本的にはディフェンシブ・セクターの企業

PER値は20程度までの企業

上記の条件が、長きにわたって比較的安定的にインカムゲインを実現できる株式ではないかと考えています。

 

その上で、割安な株式は、と言うと。。。

【ファイザー(PFE)】【アルトリア(MO)】ではないか、

と考えています。

PFEは、2019年に入って横ばい&漸減といった動向ですし、MOは、2018年11月の大幅下落から半分程度しか回復しておらず、またここ1ヶ月は横ばい傾向だからです。

コカ・コーラも良いかな、と思っていましたが、ここ1ヶ月でかなり株価回復し、あまりうまみがなくなったように思います。

 

さて、2企業のうち、

今回は【ファイザー(PFE)】について語ってみます。

 

ただし、細かな企業分析ではなく、上記の条件に照らし合わせながら語ります。

PFEは、1849年に設立された老舗の医薬品会社です。

ヘルスケア・セクターに属する企業です。

ヘルスケア業界の企業は、「医薬品を開発するための研究開発投資が大きくなる(けれども全てが大ヒットするわけではない)」、「訴訟リスクを抱えている」点などがリスクとなります。

一方、その性格上、「不況時も一定の需要が見込めます」し、「世界的に高齢化が進行していることから需要拡大が見込め」ます。

総じて言うと、巨大投資したのにも関わらず大ヒットするとは限らないというリスクを抱えながらも、「景気に左右されにくく」、「需要拡大が見込める」有望な業界だと考えています。

 

話を戻します。

そして、PFEは。

ダウ10種の企業であり、配当利回り(税引前)は3.61%です。

予想PER値は18.6で、連続配当は8年ですね。

ファイザーは、昨年は好調でした。2018年初頭から10月にかけて20%以上株価が上昇したため、株価の上昇ペースが速すぎると指摘され、投資判断を「強気」から「中立」へと下げられたほどです(今後、伸びが鈍化すると予測されたのです)。

そして予測通り、2018年12月くらいから株価は、ほぼ横ばい~漸減になりました。

この横ばい&漸減により、中長期で見て、急上昇といった感じは薄まってきているように思います。

さらにはここ2日間、謎の下落があり、2ドル(約5%)下げて、39.88ドルとなっています。

もう2~3日様子を見て、下落が止まったかどうかを確認した後、4月の購入株式の一つは、このファイザーにしようと考えています。

と、私自身は思っているのですが・・・

米国株投資をされる方には、同じヘルスケア業界の雄「ジョンソン&ジョンソン(JNJ)」の方が人気なようですね。

あるいは、メルク(MRK)を好む方も目にします。

PFEを推す方がそれほどいないように感じるのは、単なる気のせいなのでしょうか。

よく分かりませんが・・・

私は、PFEは魅力的だと思っていますので、4月の購入銘柄としたいと思います。

今回は以上です。

 

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