私は今、米国株式中心の投資をしています。
が、その中に、ETFも組み込んでいます。
具体的には、世界的に分散投資しリスクを下げる目的で【VT】を、高配当の魅力から【PFE】を購入しています。
ただ、PFEについては、組み入れ銘柄に金融商品の比率が高く景気変動に強くないことと、経費率が高めなことから、もしかしたら手放す可能性はあります。
一般的に言って、手間暇をかけずに投資を行いたいならば、分散効果があり、押しなべて経費率が低い「ETFのみに投資」すれば良いと思います。
世界中の株式を組み込んだ商品、S&Pや、特定の米国株式セクター内の複数企業を組み込んだ商品、高配当な株式を中心に組み込んだ商品など、様々なものがありますね。
私自身は、今は企業分析などが面白いため、個別株を購入していますが、それでもできる限り分散投資していますので、ある意味「ETFっぽい投資」だと言えるかもしれません。
そして、もしかすると個別株の分析に飽きてきたら、ETF中心の投資に切り替えていく可能性もあります。
さて、今回はそのETFの中でも魅力的な商品である、
【SPYD】のご紹介をさせて頂きます。
SPYDは、「SPDRポートフォリオ S&P 500 高配当株式ETF」です。
2015年10月21日に発売された、比較的新しい商品です。
その商品名が示す通り、S&P 500 高配当指数のトータルリターンのパフォーマンスに連動する投資成果を上げることを目標としたETFですね。
組入れ銘柄のセクターは、
・不動産 18.10%
・消費循環 15.77%
・公益事業 12.36%
・エネルギー 11.52%
・金融 11.09%
となっていて、不動産系が多いのが特徴です。
そして、景気変動に比較的強いディフェンシブ・セクターの株式が多めのETFとも言えます。
構成銘柄上位5社は、
・Qualcomm Inc 1.98%
・Coty Inc Class A 1.86%
・Xerox Corp 1.66%
・Western Digital Corp 1.57%
・Hanesbrands Inc 1.48%
となっています。
銘柄の偏りがなく、概ね全体の2%くらいまでの銘柄で構成されていることも特徴です。
ちなみに、組入れ上位銘柄は、結構変わっているようです。
分配利回りは4.19%と、他ETFと比べても突出して高いといって良さそうですし、経費率が0.08%と低い点も優秀です。
高配当で有名なPFEの経費率は0.47%なので、いかに経費率が低いかがわかりますね。
以上、きわめて簡潔に書かせて頂きましたが、SPYDは、ディフェンシブ・セクターの株式が多めに組み込まれており、高配当の、比較的バランスの取れたETFではないかと思います。
2018年末に価格が下落していましたが、2019年に入り概ね上昇を続けています。
とは言え、その上昇スピードは緩やかなので・・・
少し価格が下がってから、本商品をポートフォリオの一部に組入れたいと思っています。
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