副業、複業(=メインの仕事を持つというより、複数の仕事を並行するイメージです)など、様々なワークスタイルが増えてきている中、
「住む」ことに目を向けると、【移住】、さらには【多拠点居住】や【定住先を持たない人】さえ出現していますね。
今回は、その【移住】に目を向けて、米田智彦さんの「いきたい場所で生きる」という本をご紹介します。
米田さんご自身も、「ノマドトーキョー」なる東京都内のシェアハウスなどを泊まり歩くという生活実践を行うなど、新しいライフスタイルを実践している人です。
本書「いきたい場所で生きる」は、そんな米田さんが、国内外に移住した29家族から「移住のリアル(メリット/デメリット)」を聴いてみた、といった内容です。
本書で紹介されている移住先は、国内では、北は札幌から南は那覇まで、国外だとドイツ、オランダなど欧州、アルゼンチン、フィジー、シンガポール、マレーシアなど東南アジアまで、様々な国に移住した人が紹介されています。
移住スタイルについても、Uターン、二拠点生活、ビジネス絡みなど、様々なスタイルがあり、「移住のきっかけっていろいろだな」とか、「面白そうなことやってるな」などいろいろと思いました。
また、移住に当たってのステップも参考になると思います。
移住ステップは、基本的には、
①興味ある土地を調べてみる(本、ネット)。
②土地の人と知り合う。
③現地に行く
④試住する。
⑤移住する。
となります。
本書は①について書いた本ですね。
移住地選びには、「土地にいる移住のキーパーソン、およびコミュニティに参加すること」と「試住すること(週末だけ住むとか、副業しながら住むなど)」がおすすめだということです。
まあ、当たり前と言えば当たり前ですけど、実際に具体的にそういったステップで移住を実現している人の話は参考になります。
本書「いきたい場所で生きる」の中で紹介されている移住先では、私は、福岡市、糸島市辺りに魅力を感じました。
いつか行ってみたいですね!
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