11月19日、NYダウが史上最高値である28,090.21ドルを記録するなど、米国株価が上昇しています。
インカム・ゲイン狙いの投資家にとっては、こういった株高の局面では、一定予算枠で購入できる株式数が減るため、なかなかに投資しにくい状況ではあります。
が。
そんな中でも、比較的割安な株式(ジャンル)はあります。
それは。
石油関連とタバコ関連の株式です。
石油関連だと、エクソン・モービル(XOM)やロイヤルダッチ・シェル(RDSB)辺りが狙い目かと思っています。
まず、XOMですが、19年12月期第2四半期業績の売り上げ、純利益とも減少、すなわち減収減益とはなりますが、1株利益(EPS)は市場予想を上回るためか、米国株価上昇とはほぼ無関係に、ここ3ヶ月くらいは66~75ドルくらいを上下動している状況です。
まあ、石油関連株価は、概ね原油価格などに影響されて価格変動すると言えるでしょうね。
なので、NYダウ高騰の折でも、高値を付けないことがあるのです。
11月20日時点で、予想PER値が23.49と高めではありますが、株価は68.03ドルと、引き続き購入しても良さそうな株価となっています。
また、RDSBについても減収減益が予想されており、8月初旬に株価を大きく落としました(63.17→54.78ドル)が、ここ最近は回復傾向です。
11月20日現在、58.65ドルです。
8月中旬が一番の買い頃だったのですが、今も予想PER値は18.24ですし、まずまず購入しても良さそうな株価です。
そして、タバコ関連株については。
低迷中だったアルトリア・グループ(MO)の株式が徐々に回復中で、フィリップモリス(PM)は概ね横ばい、ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)はここ数ヶ月の横ばいから上昇に転じているといった具合です。
ただ。
代表的なタバコ関連株式は、長期的に見ると、2017年をピークに下落傾向です。
世界的に喫煙が敬遠されつつある状況を踏まえると、今後も下落傾向が続くのか、あるいは下げ止まるのかは不透明な状況です。
タバコ関連株は、押しなべて配当率が高いため魅力的ではありますので・・・
少額を投資するのが良いのかな、と考えています。
され、以上を踏まえ私は。
11月は、エクソンモービル(XOM)とロイヤルダッチシェル(RDSB)に投資することとしました。
石油関連株に偏ってしまいますが・・・タバコ関連株式については、もう少し様子を見たく思います。
このような米国株式が上昇基調の折、上記業界以外は概ね好調なため、なかなか投資はしにくいですが、それでも比較的安値な株式を見つけ、一定数購入していきたいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
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