米中貿易摩擦の影響か、5月末~6月上旬の米国株式価格は下落しました。
NYダウは6月3日に24,680.57ドルまで下落し、S&P500指数も同じく6月3日に2,728.81ドルまで下落しました。
5月上旬から、概ね5%程度下落した、といった感じでしょうか。
ということで、6月は、以前のブログでもご紹介させて頂いた、
SPYDを購入することにしました。
SPYDは、S&P500高配当指数のトータルリターンのパフォーマンスに概ね連動する投資成果を上げることを目標としたETFなので、S&Pが下落したときこそ、購入のタイミングとも言えます。
実際、SPYDも、5月中旬まで概ね37.6ドルくらいを付けていましたが、5月31日に35.76ドルまで下がりました。
まあ、株価下落局面では、いつまで下落し続けるかは分からないため、上昇基調に転じてから購入することとなりますので・・・実際に購入したのは、上昇に転じて2日目の、6月4日となりましたけどね。
ついに購入しました。
ここで少し、SPYDについてご説明しましょう。
SPYDは、S&P500指数の採用銘柄のうち、配当支払い上位80銘柄の投資成果を上げることを目標にしています。
上位の組み入れ銘柄には、クアルコム、コティ、ゼロックス、ウエスタンデジタル、アルトリアなど、情報技術、生活必需品セクターの銘柄がラインアップされていますが、
全体で見ると、不動産、一般消費財、公共事業セクターなどが上位を占めています。
これら上位3セクターで、全体の50%弱を占めているのです。
不動産セクターこそ中間的セクターですが、一般消費財や公共事業セクターはディフェンシブセクターなので、「比較的ディフェンシブ・セクターが多め」のETFとも言えそうです。
分配利回りは4.30%もあり、分配金回数は年4回です。
また、特筆できるのは経費率の低さです。
0.08%なのです。
高配当のETFと言えば、PFF(iシェアーズ米国優先株式ETF)がありますが、こちらは銀行・金融の比率が突出して高いため(これらは景気敏感セクターとも言い切れませんが、リーマンショックなど金融不安があったような状況を踏まえると、景気敏感セクター寄りとも言えそうです)、
SPYDの方がディフェンシブ寄りのETFと言って良いかと考えています。
以上が概要です。
今後も、安定感があって分配金も高い【SPYD】を、米国株式が下落したタイミングで購入していきたいと思っています。
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