魅力的な都市「福岡市」発展の秘密がよく分かります! 木下斉氏の本「福岡市が地方最強の都市になった理由」より。

突然ですが。

福岡市に行かれたことがありますか?

 

JR博多駅を降りると、歩いてすぐの場所に、九州各地へ行けるバスターミナルがあります。

かと思えば、博多駅から地下鉄で2駅ほどの場所に福岡国際空港があり、アジア各国にも行けたり、国内各地に行けたりします。LCCも運航していますね。

また、私は行ったことがないのですが・・・海に面しているので、船に乗るのも便利ですよね。知り合いの人は、時おりビートル号に乗って韓国のプサンへ行ってグルメを堪能しています。

そして、その昔、博多駅周辺はオフィスとかホテルばかりで、いわゆる商業地へ行くには、地下鉄などに乗って天神まで行くことが多かったのですが、ここ数年で博多駅周辺は、見違えるほどの商業地に変貌しました。

駅ビルは、JR HAKATA CITYと言います。

東急ハンズ、阪急、博多マルイなどへ、駅直結で行くことができますし、冬場はきらびやかなイルミネーションをやっていたりします。

もちろん、グルメの街としても有名ですし、屋台あり、福岡ソフトバンクがあったり・・・

福岡って、便利かつ、とても魅力的な都市だなぁとつくづく思います。

先日ご紹介した本いきたい場所で生きるを読んでみても、福岡市移住が魅力的だなぁ、と思いました。

 

今回は、そんな福岡市が、どういった経緯でこんなに魅力的な都市になったのかが解明されている本福岡市が地方最強の都市になった理由をご紹介します。

 

本書では、福岡市の魅力について、多方面からしっかりと分析してありますが、、、きわめてシンプルに(乱暴に)言ってしまえば。

・福岡市は、民間主導での街づくりを行ってきた。

 

幕末の頃、福岡市の財政が厳しく、行政主導での街づくりが難しかったというやむを得ない事情もありますが、

そういった背景があったにせよ、何と言っても、民間主導で交通インフラ(路面電車!)を整備し、エネルギーインフラ(電力・水道・ガス)を整備したのですからすごいです。

もちろん、優秀な市長さんはじめ「官」の協力あってのことですが、当事者意識がすごいというか、スケールが大きいというか、市の発展は、傑出した人たちの功績が大きかったのです。

 

・水源が乏しく、工業化や、市街地の(野放しの)拡張が難しかった。

 

高度経済成長期は、工業の進展以外は考えにくかった状況でしたが、そんな状況下で工業から撤退し、商業に転換するという思い切りもすごいです。その際、かなりの反対はあったようですけど。

また、無制限に市街地を広げるということもなく、結果として現在のようなコンパクトな街ができたと言えます。

 

かなり端折りましたが、極めて大まかにはこんな感じです。

まあ、ある種の偶然があったし、地域特有の制約条件もあった中、大きな志をもった人々が、今の福岡市を築いたということですね。

 

今の市長さんも、いろいろと活動をされているようで、それが本となってまとめられているようなので、そちらについてはまた読んでご紹介したいと思います。

福岡ってすごい街ですね!

書いていて、行ってみたい気持ちが高まってきました!

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