2020年のシーズンは、急な開幕日の決定、過密日程のため怪我人が出る可能性があると言われていましたが・・・
【巨人】でも故障者が続出していますね。
田口麗斗、デラロサ投手が離脱した後、サンチェス投手の登録抹消、パーラ選手の腰の違和感、大城卓三選手のコンディション不調による欠場(1試合のみ欠場し、7月26日には復帰)など、次々と不安なニュースが発表されています。
※キャンプ中から、となるともっとたくさんの怪我人がいますが、省略します。
そんな状況ではありますが。。。
巨人は色々と先手を打っていますね。
一つは、ウィーラー、高梨雄平選手のトレードによる獲得です。
池田駿、高田萌生投手という将来性ある選手の放出は痛いですが、近未来の戦力補強を重点的に行ったということでしょう。
現在、ウィーラー選手はムードメーカーでもあり、守備・打撃でもしっかりと活躍してくれています。26日現在、打率.289、3本塁打、7打点と安定的な成績を残しています。
高梨雄平投手はリリーフで好成績を残しています。3試合、2回2/3を投げ、無安打無失点です。
2人とも良い仕事をしていますので、この補強は効果的だったと言えますね。
そして、
2軍で好リリーフを続けていた田中豊樹投手がついに支配下登録され、即日で1軍に昇格しました。支配下登録枠があと2つしかなかったのでどうなのかな、等と思っていましたが、素早い対応でした。7月26日に早速1回を投げ、しっかりと抑えています。
リリーフ陣の層が厚くなりましたね。
そして。
畠世周投手が7月22日のファームの試合で7回1/3を被安打2、与四球3、無失点の快投をしました。新人の時は、こんな感じ(=ヒットを打たれない)の快投を続けていましたので、今年こそあの頃の輝きが戻ってくるかもしれません。
さらには、軽い故障をしていた田口麗斗投手が、7月25日の試合で6回を被安打1、無四球、無失点の無双の投球をしました! 80球以上を投げていますので、次週の先発は確実でしょう。
畠世周、田口麗斗投手がローテーションの穴をしっかりと埋めてくれることを期待しましょう!
さらには、
2軍で好調だった堀岡隼人投手と大江竜聖投手が1軍に昇格しています。2人とも25日の試合で投げ、失点こそしてしまいましたが、今後に期待です。
大江竜聖投手は、かなり腕が下がってサイドスロー気味になりましたね。140キロを超えるスピードは出ていますので、以前と比べてスピードが落ちたということはなく、慣れてくればやってくれると信じています。
リリーフ陣に関しては、高木京介、鍵谷陽平投手らを中心に登板数が増えていますので、きっと調子の落ちた投手を2軍調整としたり、調子の上がってきた投手を1軍を上げるなどのやり繰りをして乗り切っていってくれるのではないでしょうか。
昨年のように。。。
登録抹消となった古川侑利、藤岡貴裕、ビエイラ、澤村拓一、鍬原拓也、今村信貴投手らの再昇格、
沼田翔平、野上亮磨、田原誠次投手らの昇格、
そしてもしかしたら、太田龍、横川凱、直江大輔投手ら、今後に期待の投手たちの昇格もあり得るかも知れません。
一方で打撃面だと。
小林誠司選手の復帰、多分それほど深刻ではないはずのパーラ選手の試合復帰、田中俊太、若林晃弘選手らの再昇格なども期待されますね。
そしてあの山下航汰選手の復帰も近いはずです。すでに外野守備の練習などもしていますので。ただただ待ち遠しく思います。
ただまあ、打撃陣に関しては現在、1軍の選手たちがかなり安定して活躍していますので、投手と比べて昇格のしにくさはあるようにも思えます。
といった感じで、巨人においても怪我人が続出し、なかなかに苦しい状況ではありますが、先手を打った補強や、2軍、3軍の選手たちの活躍などにより、何とかやって行けていますね。今後、超過密日程が続くので、予断を許さない状況ですが・・・頑張ってください!
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