5月31日の巨人は、何と、
紅白戦のダブルヘッダー!
1戦目が「1軍を狙う若手選手中心」の試合で、2戦目が「1軍の選手たちを中心」とした試合となります。
1日の内に、一挙に若手選手と主力選手たちの調子を見定めようという意図なのでしょう。
さて、今回は1戦目について。
この試合は、6月19日の開幕、それに先立ち6月2日の対外練習試合のため、久々の実践であると同時に、1軍開幕メンバーへの切符をかけたサバイバルの幕開けでもあります。
ここで活躍した選手は、今後の練習試合でも起用されるのは確実ですね。
さて、本日の第一試合のスタメンと登場した投手は次の通り。
【紅組】
1(三)若林
2(遊)湯浅
3(指)石川
4(一)北村
5(中)ウレーニャ
6(左)重信
7(二)吉川大
8(捕)田中貴
9(右)松原
投手=直江、山川、井上、池田、田中優、ラモス
【白組】
1(中)増田大
2(左)笠井
3(二)田中俊
4(捕)岸田
5(一)モタ
6(指)加藤壮
7(遊)山本
8(右)加藤脩
9(三)増田陸
投手=太田、今村、田中豊、高井
たしかにこのメンバーは、1軍への当落線上とも言える、1軍を狙う期待のメンバーたちですね!
新人選手だと、白組先発の太田投手や、白組指名打者の加藤壮太選手がいますね。その後も、山瀬、伊藤、平間選手らも出場しましたし。
また、元気印の笠井、湯浅選手もしっかりと先発出場していますし、期待の外国人選手モタ、ウレーニャ選手も先発出場しています。
さて、試合の方は。
7回までで、3対0で白組が勝利しました!
ただ、まあ、試合結果の方はそれほど重要ではありません。
この試合で、目立った選手としては。
先発の太田龍投手が、4回を投げ、被安打1、与四球4、5奪三振で無失点の好投でした。1回に四球を2つ与えるなど、少々不安定でしたが、総じて良い投球でしたね。
この貴重な試合で4回も投げたということは、1軍有力候補だということで、与四球の多さと言う課題はあるものの、かなり期待に応えられたのではないでしょうか。
今後の練習試合でも何度か投げそうですね。
そして、
山川和大投手も好投しました。1回を投げ、被安打ゼロで2奪三振の完ぺきな投球でした。
山川投手は、昨年のシーズン中に1軍練習に呼ばれたことがありますので、かなり良い線をいっているのではないでしょうか。
昨年の5月に2軍の試合で観た際も、150キロ近い速い球を投げていました。
また、今村信貴投手は貫録の1イニング無失点投球でしたし、
田中優大投手も1イニングをピシャリと抑えましたし、
日本ハムから加入した田中豊樹投手もしっかりと1イニングを抑えましたし、
トルネード投法の高井俊投手も1イニングをノーヒットで、何と3奪三振に抑えています。
一方の打撃陣では。
増田大輝選手が良いですねぇ。
1回にいきなり2塁打を放って、田中俊太選手の犠飛でホームインしましたし、3回の2打席目でもヒットを放ちました。増田選手は4回で退いたため、2打席だけでしたが、目立っていましたね。
思うに、増田大輝選手は、昨年の実績もあるように、1軍で十分に活躍できる選手です。私見ですが、多分、増田選手に緊張感を持ってもらうためにも、ライバルを起用したり、2軍で起用したりしているのではないでしょうかね。
※去年の写真なので、増田大輝選手の背番号が古いです。
そして、笠井駿選手が、1安打、1犠打と良い働きをしていましたし、増田陸選手のタイムリーヒット、加藤脩平、北村拓己選手の長打などが目立っていましたね。
第1戦目はこんな感じです。
モタ、ウレーニャ、重信、石川、湯浅選手と言った面々は、この試合では目立てなかったとは言え、きっとどこかでアピールの機会があるはずです。
6月2日から始まる練習試合では、開幕に向けた1軍主力メンバーの調整が主流になりそうですので、多くの選手は2軍、3軍の試合でのアピールが中心となるかも知れませんけどね。
逆に言うと、練習試合で起用される選手は、1軍メンバーに残れる可能性がおおいにあると言えるのではないでしょうか。
期待しましょう。
そして、このまま順調にプロ野球の試合が開催できることを、心より祈っています!
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