5月31日、巨人は東京ドームにて、
紅白戦ダブルヘッダーを行っています。
今回は、その2戦目について書かせて頂きます。
当試合のスタメンと出てきた投手は次の通り。
【紅組】
1(遊)増田大
2(二)湯浅
3(左)石川
4(捕)大城
5(一)北村
6(指)岸田
7(中)松原
8(右)加藤脩
9(三)増田陸
投手=田口、桜井、メルセデス
【白組】
1(二)吉川尚
2(遊)坂本
3(右)パーラ
4(指)岡本
5(左)亀井
6(一)中島
7(三)ウレーニャ
8(中)陽岱鋼
9(捕)小林
投手=サンチェス、高木、デラロサ、鍵谷
紅組は、1軍レギュラーを狙う選手、1軍ベンチ入りを狙う選手が中心となっています。紅白戦第1試合で目立った働きをした増田大輝、加藤脩平、増田陸選手がしっかりとスタメンに名を連ねていますね。
白組は、先日故障した丸佳浩選手を除くと、1軍ベストメンバーと言って良さそうです。
さて、試合結果は。
2対0で紅組が勝利しました。
まずは、この試合で目立った選手、印象的だった選手について、私の抱いた印象とともに、ご紹介します。
最初に、白組先発のサンチェス投手について。
日本の環境への適応が遅れ、オープン戦では結構打たれました。が、当試合では、4回を投げて被安打2与四球2で、大城卓三選手に打たれたホームラン1本の、1失点と言う成績でした。
まだ、全体的に球が高いような気がしますが、変化球を駆使してまずまずの投球をしました。直球は150キロくらい出ますけど、案外に当てられるので、しっかりと配球を組み立てて行くようにしているのでしょうね。
多分、今後、練習試合で2回くらい登板することでしょう。巨人の先発投手陣のキーポイントとなる投手なので、今後の状態もしっかりと見てみたいですね。
そして、
紅組先発の田口麗斗投手は良い感じでした。
3回を投げて被安打2、与四球0、無失点の好投でした。
田口麗斗投手の投球を見ていると、杉内コーチの現役時代のような「脱力しながら、ピュッと伸びてくる球」を大いに意識し、そしてそんな投球ができているように見えます。
直球は140~143キロくらいで、結構空振りを取れていましたし、スライダーやカーブも良い感じでしたね。
そして、
紅組で、リリーフで出てきた桜井俊貴投手も復調気配です。
3回を投げて被安打1、与四球0、自責点0でした。直球が145キロくらい出ていましたし、カーブを有効に使っていて、良い感じでしたね。
さらには、
紅組の最後に投げたメルセデス投手も、良い感じでした。
角度のある直球でしっかりと空振りを取っていましたし。故障から順調に回復していますね。
一方で心配なのがデラロサ投手です。
この日は、1回を被安打2、与四球1、1失点と言う内容でした。オープン戦を通じて、ちょっと打たれていますので、心配ではあります。
一方で打撃陣は。
投手陣と比べて調子が上がっていないのですけどね。
増田大輝選手が2試合目も好調でした。1安打2四球ですべて出塁していましたので、大いにアピールとなったことでしょう。
そして、北村拓己選手がこの試合でもヒット(タイムリーヒット)を放ち、好調をアピールしています。
一方で、中島宏之選手も2打数1安打で、アウトになった打球も内容が良かったので・・好調を維持しています。
また、吉川尚輝選手も長打を放ち、そして何より守備でも魅せてくれましたので、健康ならばレギュラーとして出て欲しい選手ですね。
こうしてみると、
現時点だと、1塁手、2塁手のレギュラーについては、1塁手:中島宏之選手、2塁手:吉川尚輝選手で、1塁手・2塁手のバックアップで北村拓己選手が有力なのかなぁ、と感じました。
まあ、まだ練習試合なので、どうなるかは分かりませんがね。
そして、外野手については、
パーラ選手は、ヒットこそ出ませんでしたが、バッティングの内容は良さそうでした。
となると、レフトの正位置、およびセンター・ライトの控え争いとなるわけですが・・・
松原聖弥、加藤脩平選手らが良い感じでしたし、
この日は今一つ活躍はできませんでしたが、石川慎吾、重信慎之介、陽岱鋼選手あたりが空いた枠を狙う、といった感じでしょうか。
さて、紅白戦2試合だけでも、これだけ見えてきますので。。。
実際に練習試合が始まると、開幕1軍はどうなるのか、だれがレギュラーになるのか、などが徐々に見えてきますので、見ていて本当に楽しいですね!
早くも、6月2日から対外練習試合が始まります。
楽しみに見ていきましょう!
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